フランチャイズビジネスの基本
◇フランチャイズの特性◇
フランチャイズとは、収益パッケージを、体系化し他社に提供する事です。
言い換えると、フランチャイズ本部からは、その事業の核となる営業ノウハウや商品、看板、商圏エリアの権利などを提供し、その対価として加盟金や、ロイヤルティ等を加盟店から頂くのがフランチャイズと言えます。
通常、全く経験していなかった新規事業を展開すると、なかなか成功するのは難しいですがフランチャイズに加盟する事で、その成功確率を高める事が出来ます。もっとも、加盟したからといって100%成功するというのではなく、その成功確率を高められるという内容の為、加盟する側の期待値とのギャップになる場合もあり、フランチャイズが訴訟が多いと言われる要因となっています。

フランチャイズと一言でいっても、本部が提供するノウハウやサービスによって、その特性は大きく異なります。
カンバンしか提供しないモデルもあれば、集客からサービスや商品の提供など、ビジネスの全般にわたって提供するモデルもあります。
一つの事業の収益を本部と加盟店で分け合うというのがフランチャイズです。
その為、本部と加盟店の役割分担に基づいて、収益の分配を考えるのが加盟金やロイヤルティの設定となります。
お客様への価格も考えていきますので本部と加盟店とお客様がWIN-WIN-WINになる展開を考えていくというのがフランチャイズの事業計画と言う事ができます。
◇フランチャイズのメリット・デメリット◇

フランチャイズは、優れたノウハウや技術、店舗を持ちつつも、限られた経営資源によって、横展開が難しい本部が
他社の経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報)を活用してスピード成長を実現するというのが特徴です。
一方で、利益を加盟店と分け合うモデルですので、直営で展開するよりも利益率が低下します。その為、十分な経営資源を持っている企業であれば、フランチャイズではなく、直営で展開した方が良いという事も多いです。
直接事業を行うのではなく、加盟店を通じて間接的に事業を展開していく形になりますので、マネジメントが非常に難しくなりますし、場合によってはクレームや訴訟といった問題にぶつかります。そうならないような優良な加盟店を獲得するというのが難しいのも実情と言えます。
フランチャイズが適したモデルかどうかは、事業の収益状況(事業収益度)と、フランチャイズ化する事で実現できるメリット(FC化度)を踏まえて意思決定する事が必要です。
